本条蔵 -ホンジョウゾウ-

本やゲームなどの感想です。まだまだ移行作業中。概ね敬称略です…。

アンディ・ライリー 「自殺うさぎの本」

自殺うさぎの本

自殺うさぎの本

本書は、「絵本」というより、1ページ完結型の「漫画」といった方が正しいのかも。
テーマは「ウサギがあの手この手で自殺を図る」というブラックでシュールなもの。
なぜか死にたいウサギたちが、なぜか無駄にまどろっこしい手法を用いて、オチとして死ぬ。

空気感としては…そうだな。
私、実家で購読してたのは読売新聞の、お正月特別号の読売国際漫画大賞が大好きでした。
と書いても、読売じゃないひとには伝わらないので、ええと、歴史の教科書に載ってた風刺画なんかも大好きでした。
テーマこそ違うけど、一枚の絵のその先や裏側を想像してから、一拍おいてニヤリとしちゃう感じが少し似ている…かも。
淡々と風刺画貼っていく:哲学ニュースnwk

なぜ突然アンディ・ライリーなのかと言いますと、わたくし、ここ数年、このゲームに どハマりしまして。
いりす症候群!

そのハマりっぷりは、もう一個のブログに書いた通りなのですが。
「いりす症候群」の検索結果 - 今日のゲーム

そのゲームの世界観というか、元ネタのひとつが「自殺うさぎの本」だというのを知って、愛余ってこちらにも手を出した、更に今度はアンディ・ライリー自体好きになっちゃって、別途「うざい発明」の方も買っちゃったりして、まぁそちらについてはまた今度。