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本条蔵 -ホンジョウゾウ-

本やゲームなどの感想です。まだまだ移行作業中。概ね敬称略です…。

Littlewitch 「白詰草話 Episode of The Clovers」

人間のDNAを加工して産み出された生物“エクストラ”。
物語は、3人の少女型エクストラ(エマ・沙友・透花)の創造主であり、保護者でもある科学者の青年・津名川の視点で進められます。
津名川と少女達のふれあい、葛藤、そして津名川の所属する研究組織“古痕”に渦巻く陰謀……。科学と神話、過去と現在、信念と現実がせめぎ合う世界で、精一杯前に進もうとする青年と少女達の物語です。

あー……えっと、一応クリアはしたのですが……。
「クリアしたのに CGもシーンも達成率0%」という 超ストイックプレイをしてしまった(18禁っぽさゼロだったよ!)ので、また後日 大幅に加筆変更を加えることになると思います。(インストールか何かを微妙に失敗した可能性も微レ存)

白詰草」という言葉から連想される、希望・強さと儚さ・ノスタルジーなどといったキーワードを、そのまま形にしたような雰囲気のゲームです。CGも水彩調で、音楽もやわらかくて透明感がある。少女達との会話も、やさしく、暖かく、どこか切ない……。

システムはかなり特徴的で、メッセージが「画面下のメッセージボックス」ではなく、「画面(一枚絵)の中の、吹き出しに出る」という。「動く漫画」という感じ。
そんなシステムによって表現される独特の雰囲気は素敵なんだけど、反復プレイには ちょっとツライかもしれません。メッセージ早送り機能……メッセージ自動送りの速度を調節できる(例:2倍送り、16倍送り)という機能はあるのですが、既読/未読判定はついていなかったような記憶があります。
随時セーブ可能なのに、ロードすると ちょっと前に戻っちゃってる(セーブ&ロード判定が シーン毎?)なのもマイナスかな……。

メッセージの表示法は少し変わっているけど、基本的な流れは「地の文や会話文が流れる→幾つかの選択肢→シナリオ分岐→幾つかの選択肢→エンディング」という、オーソドックスなもの。
ただ、この「選択肢」がちょっと変わっていて、ときどき プレイヤー(津名川)以外の選択肢が出てくるのですよ。例えば、女の子と会話している途中で、女の子側の思考として「頑張ろう!」「どうしようかな」「やっぱりやめよう……」の三択が表示されて、自動的に(たぶんそこまでのプレイヤーの行動次第で)どれかが選択される、とか。これが ちょっとドキドキして楽しい。

全10話構成で、各話の合間に スタッフロール&オープニング動画が流れます。オープニング動画は……ゲームの雰囲気と合っていないというか、変にエヴァちっくというか、なんとも。歌は好きなんだけど。
スタッフロールの方は、各話毎の登場CGのラフ画が流れるという凝ったもので、こちらはとてもいい感じです。もっとも、時々 まだ見てないCGのラフ画が流れちゃったりもするんだけど……まぁ、それはそれで。

ちょっとした日常の一コマや、各人の葛藤の吐露、人々とのふれあい部分は とても心地よく印象的なのに、全体のストーリーや 思想面に、イマイチ入り込めないものを感じます。なんかこう……やっぱり一言で言うと「変なエヴァっぽさ」というか、アニメっぽさのせいなのかなぁ。

音楽はかなり好き。それと、ゲーム開始時の初期画面がかなり大好きです。
これを加筆修正している今(2016年11月)、数年前に完結した「GUNSLINGER GIRL」(相田裕)に想いを馳せながらリプレイしたい気持ち。

この子達は ただ強いだけなんだ。兵器じゃない。

以下、到達エンディングなど。


まだ「自分が撃たれて死ぬ」「少女達が3人共撃たれて死ぬ」しか見てません!(どんより)