本条蔵 -ホンジョウゾウ-

本やゲームなどの感想です。まだまだ移行作業中。概ね敬称略です…。

姫屋ソフト 「Ash(アッシュ)」

Ashアッシュ
Ashアッシュ
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姫屋ソフト

あなたは今、ある街の入口に立っている。ここから始まる旅路の果てに、あなたは何を見いだすのだろうか…。

選択肢によって物語が様々に分岐する、マルチエンド型ファンタジックアドベンチャーです。
物語(テキスト)が流れ、時々現れる選択肢を選び、その繰り返しでエンディングに到達する、というオーソドックスなシステム。エンディングは20~30種類で、最短の物語で5~10分程度、最長の物語でも1時間程度でエンディングにたどり着けます。

操作は極めて簡単なのですが、思わぬところにシナリオ分岐があったり、意外なデッドエンドを迎えたりして、コンプリートするまでには ちょっと時間がかかってしまいました…。もっとも、全体的にボリュームは控えめだし、メッセージも自動送りできるので、頑張れば3、4時間くらいで オールクリアできてしまうかも。

ファンタジーな世界設定で、人間の他にもドラゴン・妖精・ゴブリンなどが登場します。従って、エンディングも「ドラゴンマスターになる」とか「大魔術師になる」ばかりのほんわかテイスト…かと思いきや、惨殺されたり 逃亡者になったりもしますよ!(奥が深い)

CGはかなり綺麗で可愛かった記憶がありますが、98時代だったし、FD2枚組だったし、友達から借りてプレイしたから今はもう手元にないし、今改めてプレイしてみたら どんな感じなのでしょう。こういう「お手軽だけど奥が深くて、絵が可愛いマルチエンドゲーム」、またやってみたいのだけど…なにかいいものがあったら、是非教えて下さい。

以下、最後まで出せなかったエンディングなどのお話。


裏技的なものとして、「物語序盤で出会う老人に礼儀正しく接すると、会話の早送りの仕方などを教えてもらえる」というものがあったようななかったような。

最後まで残っていた(なかなか到達できなかった)エンディングは、「一生逃げ回る」と「悪の教団(だったっかな?)の頭領」エンドでした。…思えばこれ、初めてコンプリートしたマルチエンドゲームだな。懐かしい。